歯科エアースケーラーの基本的な知識と主な使用が縁上の理由II

まずエアースケーラーの
基本的なことからです。

エアースケーラーが主に使用
されるのは、現在も歯肉縁上歯石の
スケーリングです。

超音波スケーラー 歯石除去が、
ペリオ、縁下の歯石・歯垢の除去やバイオフィルムの破壊

にも同等に大変活躍しているのを考えますと、
使用方法が限られていますね。

そして、その原理は圧窄空気で発生するエネルギーを回転力に変えて、
これをハンドピース内で振動に変換しています。

3H®歯科用エアースケーラー-KaVo MULTlflex LUXカップリング対応without coupling Sonic SS-MF

3H®歯科用エアースケーラー-KaVo MULTlflex LUXカップリング対応

エアースケーラーの主な使用が縁上の理由 

エアースケーラーが主に使用されるのが、
現在も歯肉縁上の歯石のスケーリングである理由の一つは
その操作方法にあります。

パワー設定がダイヤルなどではできず、
フットスイッチの踏み込み加減でしなければならないためです。

先日、ある先生方の勉強に招かれ、
超音波スケーラーや超音波チップのことを話し、
その後、懇親会で意見を交わしたりしましたが、

その際も、

「どうしてもフットスイッチの踏み込み加減でパワーを決めるので、
目一杯踏み込むことになってしまう」
と仰ってました。

当然、目一杯踏み込めばそれだけ、
超音波チップが大きな動きをします。

エアースケーラーは1秒間に3千回の振動と
元々超音波スケーラーの10分の一ですが、
この目一杯踏み込むというのはあまりよくありません。

口腔内カメラ

口腔内カメラは見えにくい奥歯や歯の裏側の治療に役立つだけでなく、患者様と一緒に経過を確認しながら、治療を進めることが可能になります。

さて、弊店のMagenta® MD1500歯科用口腔内カメラ無線(VGA+VIDEO+HDMI+USB)を紹介します。

特徴
・ 15インチLCDモニタ付き撮影後早速写真見えます。インチにもウエブカメラ付き患者さんの顔につき撮影できます。
・ 画面は4等分に見えます
・ 付属SDカードRAM4GBで写真保存は十分です
・ パソコンと繋ぎデータ処理やマルチメディア再生などできます
・ 外部SDカードスロットとUSBポットがあります
・ Wifi設定できます、下図は無線カメラ レシーバ-ポットです
・ 無線ランチャー
・ 無線レシーバー

弊店では、口腔内カメラ 歯科の他、超音波スケーラーなどもあります。是非、当サイトへようこそ。

光照射器の作用について

小さな虫歯は、この器械で光を当てて完治させることができます。他に、患部を削りとったあとに入れた詰め物の硬化にも使用します。詰め物はこの器械の光を当てると早く固まるので、治療時間の短縮につながります。さらに、矯正のブラケットを歯に接着する際にも使います。

そこで、弊店のSaab®歯科用LED光重合照射器KY-L028Aを紹介します。

新式の青色LED発光光源を使用し、幅広い波長域430~485nmを実現した同時に消費電力は極めて低くなります。照射中発生する熱も少なく、冷却用ファンを搭載する必要はなく、騒音も発生しません。

主な仕様:

充電電圧:100~240V 50~60Hz

バッテリー:リチウムイオンバッテリー DC5V 1400mAh

パワー:7W

波長域:430~485nm

光源:青色LED

光出力:1700~2500mW/cm²

照射モード:3つ

照射時間設定可

弊店では、光重合器 歯科の他、歯科用モーターなどもあります。是非、当サイトへようこそ。

頻繁に使うエアータービンについて

むし歯治療の際に最も使用頻度の高い治療器具です。歯の表面のエナメル質(非常に硬い組織)や金属のつめものなどを削るのに適しています。先端にタイヤモンド製のバーを取り付け、空気の力で高速回転させて削ります。なんと一分間に40万回転のスピードです。キーンという高い音と水がでるのが特徴です。先端にとりつけるバーの種類も豊富で、むし歯の位置、大きさによって使い分けています。

さて、弊店のBeing®歯科用エアータービンLotus-303PBQ-Nを紹介しましょう。

仕様:

吸い戻し防止を有するAnti-retraction system

チャック:プッシュボタン式

カップリング付き(ナカニシのカップリングに交換性があり)

スプレー:3点

ミニヘッド

ヘッドサイズ:Φ10.8xH13.14mm

回転数:380,000~430,000rpm

接続口空気圧:206~231KPa(2.1~2.35kgf/cm²)

ユニット空気圧:240~294KPa(2.45~3.0kgf/cm²)

水圧:198Kpa(2kg)

バー:Φ1.59mm~Φ1.6mmx21mm~23mm

光源:LED

光照度:25000lx

ライト電圧:3.0~3.2V

弊店では、ハンドピース 歯科 の他、ポータブル式X線装置などもあります。是非、当サイトへようこそ。

 

酸素濃度計についてのこと

酸素濃度計とは

作業現場などの酸素の濃度を測定するものを、酸素濃度計と言います。特に、トンネルやマンホールの中など、酸素欠乏の恐(おそ)れのある場所で用いることが多く、作業員の安全確保のために役立つ測定器です。人間にとって、酸素は生きるために必要なものであり、割合が少なくなると健康や生命維持に重大な影響をおよぼします。十分な酸素を確保するためにも、健康かつ快適に作業できる濃度かどうかを、濃度計を使用して確認するのです。

用途別の種類について

血中酸素濃度計には、血中酸素濃度・溶存酸素濃度などの用途別に種類を分けることができます。血中酸素濃度を測定する濃度計は、人間の血液に含まれる酸素を測定する測定器です。血中酸素濃度を知ることで、自分の体がどのような状態にあるのか分かります。健常者の血中酸素濃度は、96~99%といわれており、90%以下になると、呼吸不全と判断されるでしょう。痙攣(けいれん)が起きたときや登山するときなどに使用します。そして、水中に溶存する酸素の量を調べるときに使うのが、溶存酸素濃度計です。主に、環境測定を行う際に使用します。

測定の原理

酸素濃度計の測定原理は、測定方法によって異なります。主な測定方法は、ガルバニ式・ジルコニア式などが挙げられるでしょう。たとえば、隔膜式酸素濃度計の場合は、隔膜を拡散してセンサー内部に到達する酸素の電界電流を酸素濃度として表示する仕組みです。

弊店では、血中酸素濃度計の他、歯科用生体情報モニタなどもあります。是非、当サイトへようこそ。

今から予防歯科を注意しろう

歯を失う原因は歯周病と虫歯が大多数を占めています。しかし、どちらの病気も軽度な場合には自覚症状がなく、痛みに気がついたときには歯を抜かなければならない、ということも多いのです。そうなってしまわないために、日頃からしっかりと手入れをする必要があります。

そこで必要となってくるのが超音波スケーラーによるクリ―ニングです。歯医者へ行き、専門の人に口の中を見てもらうことで、歯科レントゲン装置などで歯のレントゲンを撮り、むし歯や歯周病の早期発見、早期治療ができ、歯磨きでは取り除くことのできない歯石などの汚れをキレイにしてもらうことで、歯を失うのを防いでいるのです。

ですが、残念ながら日本ではこういった考えがあまり浸透していません。仕事で忙しいため、歯医者へ行く時間がない、わざわざ歯医者へ行って治療で何度も来ることになるのが嫌だ、と考える人がとても多いのです。

虫歯にレントゲン検査が必要

穴の開いていない小さな虫歯があるかどうかを検査するため

歯科レントゲン装置でレントゲン検査で穴の開いていない小さな虫歯があることをあると判断できる検査能力は0.45といわれています。また、虫歯がないのを虫歯でないと判断できる検査能力は0.83です。虫歯が疑われる場合には、レントゲン画像からだけでなく視診やレーザー検査などを併用しながら、食生活や周りの歯の状況などと照らし合わせて虫歯があるかどうかを診断する必要があります。一方で治療の必要がない診断にレントゲン検査を用いることは0.83の特異度ですから、視診と併用すればより診断の正確性が高くなります。

虫歯の大きさとそれによる組織の損傷程度を確認するため

この場合は自覚症状がある場合、ない場合ともに有効です。自覚症状がある場合、多くの場合は中程度から歯髄神経に近づいてきています。また、神経の治療を前にした場合、自覚症状がなく虫歯が進行していることがあります。穴が開けば患者さんも自覚できるのですが、やっかいなのは金属の下などの虫歯です。このようにどちらの場合もその後の治療法を決定するために、歯科医療機器レントゲン撮影は必要になります。

歯石除去に欠かせない物

拡大鏡を使う

PMTCや歯石除去等の行為を行うときは、3~5.5倍に拡大できる歯科用拡大鏡を日々の保険診療でも日常使用しています。これにより、肉眼では見えにくい汚れも確認しやすくなり、よりキレイに汚れを落とすことができます。

歯石除去

特殊な歯科用スケーラーという器具で、カリカリと丁寧に除去していきます。健康な歯を削ることはありません。歯石が多くこびり付いているお口の方は、歯石を落としたときに出血したりすることがありますが、これは歯石と細菌による歯ぐきの炎症が起こっているためです。炎症のない人はクリーニングをしても出血はしません。

また歯石を落とした後に歯が長くなったと感じる方も多いのですが、これも歯周病の症状により、歯ぐきが下がっていた箇所に、歯石がこびりついていたためです。

歯石を落としたあとは、場合により、歯の表面のセメント質を滑らかにして、歯垢を付きにくくする施術も行う場合があります。

歯科治療によく使われている器具

歯科治療の多くは口の中で行われますし、かぶせ物などの技工物は当然ながら歯科技工士がラボで作成するため、治療の過程が患者さんの目に触れることは、ほとんどないのです。

しかも、ほんの小さな虫歯1本を治療するためだけでも、使用される器具や薬剤は15種類を超え、さらに大掛かりな治療になれば、歯科技工の作業工程も含め100以上のプロセスを経て治療が行われます。その一つ一つを説明するときりがないのですが、虫歯治療の代表的な器具といえば誰もが思いつくのが、「キィーン」という嫌な音を出すタービンハンドピース歯科用の一つーーエアタービン。つい悪い印象だけが先行してしまうエアタービンですが、実は歯科医療に革命をもたらした偉大な機械なのです。

虫歯の治療が一般的に行われるようになったのはそれほど昔のことではなく、1960年以前であれば「歯は痛ければ抜く」というのが当たり前の時代でした。虫歯になれば菌が感染した部分を削る必要がありますが、その当時の器具(歯を削るドリル)は回転数が低い上に軸ブレが大きく、歯を削るたびに頭の中で道路工事が行われているかのような激しい振動と痛みを伴うものでした。さらに時代をさかのぼると、ドリルの動力源は昔のミシンのような足踏み式で、ベルトの動力によってドリルを回転させていました。そんな機械で歯を削られるくらいなら「歯を抜いたほうがまし!」と思うのは当然で、さらには麻酔の技術がそれほど発達していなかったために、治療中に患者が気絶してしまうこともあったのだとか。第二次世界大戦を挟んで歯科医療レベルは停滞します。しかし戦後、食糧事情が向上するのに比例して虫歯が激増したため、多くの国で効率的な歯科治療が急務となりました。

そこで1950年代後半に登場したのがエアタービンです。送りこまれた圧縮空気がタービンヘッドの回転羽根を回すことにより超高速回転(30~50万回転/分)が可能に。振動が少なく、安定して歯を効率よく削る原理です。この製品の販売は、米国と日本でほぼ同時だったのですが、偶然にも全く接点のない二つの会社が同じ原理で製品を開発していました。

そして1960年代後半には、ほぼ日本中の歯科医院にエアタービンが普及し、さらに歯科麻酔の技術が発達したことによって、「無痛歯科治療」が可能な時代となったのです。現在ではエアタービンだけでなく、従来のモーター式機器が改良され(マイクロモーター 歯科)、低速から高速まで自由に回転数をコントロールしながら、キィーン音なしで治療を行うことができるレベルになっています。

歯石除去の処置方法

流れ

・虫歯検査

痛みのある歯がないか、歯の揺れがないか、お口の中の様子を細かく確認します。

・歯周病検査

先端に目盛りの付いた「プローブ」という器具を、歯茎の中に入れていきます。これで、歯周ポケットの深さや歯茎からの出血があるかを調べます。歯周ポケットが深ければ深いほど、歯周病が進行していることになります。また、出血があれば、炎症を起こし、歯周病が進行している状態であることがわかります。

・レントゲン検査

歯科レントゲン機器でお口の中を撮影し、画像から歯の状態や顎の様子を確認します。

・歯石除去

超音波スケーラーで歯石を取り除きます。歯石が多く、1回の治療で歯石を完全に除去することができない場合、数回、通院することになります。

歯石除去をする前に、歯科治療に影響がないかどうかを判断するため、病気の有無や服用している薬がないかなど、いくつか歯科医師から問診があります。そして、検査をした後、歯石除去の処置へと進みます。